アメリカ本土における不動産の値下がりは、サブプライムローンと伴い株式市場にも影響を及ぼすほどですが、ここグアムに関しては、まさに正反対の不動産ブームです。
その理由は、米軍の沖縄からグアムへの移動に合わせ、昨年から始まっている土地および住宅の開発、そして地元の投資家による不動産投資です。
ミリタリーとその家族の移動は、徐々にですが、すでに始まっています。
彼らを対象にしたリース物件も、オーシャンフロント、セキュリティーの完備、ジェネレーター付き、ハイスタンダードなユニットといった条件を兼ね備えていれば、ひとたび市場に出せば2週間以内にテナントが決まってしまうというほどのスピーディーさ。
このニーズの高さこそ、今のグアムの不動産事情と言っても過言ではありません。
現在のグアムの不動産投資に最適な物件としては、ミリタリーの独身者を対象にした、オーシャンフロントのコンドミニアムが筆頭に挙げられます。1ベッドルーム、1バス付きのユニットで、彼らには住居手当として毎月$1,700が最低支給されます。
ただし彼らが入居する前には、物件に対する厳しいインスペクション(審査)が行われます。そのインスペクションに合格できない不適切なユニットは、対象外となります。バスルーム、キッチン、フロアー、壁、配水管まで、すべて専門のインスペクターがチェックをして承認のサインをもらい、初めてミリタリーのテナントを迎えることができるのです。
ですから、投資物件として購入したプロパティーを、そのままケアせずにいたら、折角の物件も何も生み出さない場合があると言うことです。自分が住んでいるプロパティと同様の手入れを施し、きちんと清潔さを保っていれば、満足のいくインカムをもたらすことでしょう。
ミリタリーは非常に礼儀をわきまえており、ユニットに損害をもたらすようなことは皆無に近い、オーナーにとっても理想なテナントです。ミリタリーを対象としたコンドミニアムは、今後もどんどんマーケットに出てくると思われます。
グアムの不動産情報を楽しみにしている皆さんには、すぐに速報を差し上げるつもりですので、これからもどうぞご期待ください。
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