モスクワで生まれ、6歳からピアノを学びニューヨークへ渡ったロシア人女性ピアニスト、カトーヤ グリネヴァ(Katya Grineva)のコンサート「Katya Grineva Guam III 2006 Carnegie Hall Program」が、11月3日19:00から、ハイアットリージェンシーグアム内グランドボールルームにて開催されます。
1989年、十代のカトーヤは、アメリカでピアノの勉強をし、いつの日かカーネギーホールで演奏したいという目標を胸にニューヨークへ留学。
4年後の1993年、カトーヤは、ボルチモア交響楽団と共にモーツァルトが死去した年に書かれた最後のピアノ協奏曲「ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595」を演奏し、アメリカデビューを華やかに飾りました。
1998年4月には、シュタインウェイ(STEINWAY & SONS)のアーティストに選ばれ、トップアーティストとして世界的にその名を広めます。
そして、その同年5月13日、カトーヤは、念願だったカーネギーホールでのデビューを遂に果たします。
その後、ニューヨークで演奏活動を続け、アカディアナシンフォニー、ARSノバミュージシャンチェンバーオーケストラ、マンハッタンヴァーチョスオーケストラ、ヨーロッパフィルハーモニックオーケストラのコンサートにソロピアニストとして出演。
名門コンサートホールの1つでもあるパリのローリエソサエティーでも多くの聴衆を魅了し、ニューヨークタイムズは「...Liquid, dreamlike...(流れるように透明な...夢のような音色)」とその素晴らしさを讃え、バルティモアサン、バッファローニュースでも「光輝く...素晴らしいモーツアルトピアニスト」「叙情的で洗練された優雅さとずば抜けたパフォーマンス」と絶賛。
現在は、カーネギーホールに加え、ニューヨークアリスタリーホールで定期的に演奏し、さらに、「Silver Sea」や「Radisson Seven Seas」というヨーロッパ、南米、南太平洋をクルーズする船でも、ゲストとして演奏をしています(その傍ら、5枚目にあたる新しいCDを製作中)。
今回のコンサートのプログラム内容は、モーツァルト、チャイコフスキー、ラフマニノフ、リスト、タイバーグ、シューベルト、ドビュッシー、ショパンが予定されていますが、地元新聞紙のPDN(パシフィックデイリーニュース)掲載の記事に、「金曜日のコンサートでは、シューベルトやドビュッシーの月の光(clair de lune)などのポピュラーな曲の他に、第2次世界大戦時にドイツ刑務所から逃亡した、ウィーン生まれの指揮者マルセルタイバーグによって作曲されたロマンチックな曲、モーツァルトの息子の友人のピアニストが、私に紹介してくれたオリジナル曲も演奏する予定。」と掲載されています。
料金は、指定席$65.00、一般席$35.00。
ドレスコードはフォーマルですのでお忘れなく。
チケットは、ハイアットリージェンシー、ベストセラー書店(マイクロネシアモール店、グアムプレミアアウトレット店)にて発売中です。
今年はモーツァルト生誕250周年。カトーヤ グリネヴァが奏でる叙情的で洗練された優雅な音色で、クラシックな夜を過ごしてみたいですね。
Romantic Pianist | Katya Grineva | Classical Piano | New York
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